CO2は炭素に分解され木材の中に溜めることが出来る

森林はこのCO2を分解して炭素として木の中に蓄え続けて置けるとの事です。飯田グループの保有する森林の中に蓄えることが可能なCO2のその蓄積量は、約12億トンにも及ぶとのことです。世界中にいる人間の合計体重が3億トンという事ですから、その4倍もの量を蓄える計算になります。

生きている木は年月が経つと老化して、CO2を吸収する力が衰えて行くとのことです。そこで一定年齢を超えて炭素を蓄積でき難くなった木を伐採し、若い木を植えて育てCO2を吸収力を維持する森づくりを進めているそうです。飯田グループは伐採した木を使って年間40000戸以上の木造住宅を建てています。住宅を建てることで、木材の中に炭素として分解されたCO2を蓄え続けることが出来ます。飯田グループではこのサイクルを第2の森林づくりと位置付けているとのことです。